東京都の国籍・地域別外国人人口

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近年、東京の外国人に変化があったように感じる。今まで東京では中国人、韓国人、米国人などが多かった。ところが最近は、昔はほとんど接触することのなかったような言語が飛び交っている。繁華街だけでなく住宅街でも増えたと思う。
東京都の統計で「外国人人口」のデータで確認してみた。国籍別外国人登録人口(平成20年1月1日現在)(2008年)と国籍・地域別外国人人口(平成30年1月1日現在)(2018年)を比較する。

平成20年(2008年)
外国人総数:39万0,321人

平成30年(2018年)
外国人総数:52万1,500人

外国人の総数は10年で13万1,179人も増えた。アジアの増え方が最も多く、アジアは、平成20年(2008年)の32万4,366人が、平成30年(2018年)45万6,660人で、13万2,294人増えて、総数の増加分はアジアの増加と見ることができる。 ヨーロッパも2万5,802人から2万8,993人で3,000人程度増えた。アフリカも2,920人から3,310人で約400人の増加である。
一方、北米は、2万3,553人から2万1,607人へ、南米も8,217人から6,320に、オセアニアも5,244人から4,186人、約1,000人減った。
外国人は全世界から平均的に増えているかと思ったら、そうではなくアジアが急増して、北米、南米が減らしているのだ。相対的に減るのではなく、実数が減少している地域があるのは意外だった。
人口1万人以上の外国人は、平成20年(2008年)では、中国、韓国・朝鮮、フィリピン、米国だけだったが、平成30年(2018年)には、中国、台湾、インド、韓国、ネパール、フィリピン、ベトナム、そして米国である。ネパール、ベトナムが一気に数を増やしている。
アフリカは10人以下の国が、平成20年(2008年)、平成30年(2018年)ともに多く、アフリカとの関係はまだまだ希薄のようだ。
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平成20年

平成30年

 

 
出典:東京都の統計・外国人人口