お正月はやはり鮮魚の消費が増える。多くの家庭で寿司や刺身、エビ、カニを食べるのは定番になっているだろう。総務省家計調査の家計収支編「品目分類による日別支出」のデータから12月の鮮魚の支出金額(単位:円)をグラフにしてみた。
さしみ盛り合わせ、まぐろ、ぶりは当然のように31日の大晦日のピークに向かって支出が増えていく。やはり鮮度が重要な刺身は、食べる当日に購入するためだろうか。少し違った動きをしているのが、カニとエビがそろって30日を支出のピークにしている。31日には一緒に支出額を落としている。
正月用の食材なら一律に同じような動きをするのかと思ていたら、微妙に時間差を持って流れていくことがデータから見えてくる。
出所:総務省 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2016年12月