阿波おどりの人出数

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東京も阿波おどりの季節がやってきた。本家徳島の阿波おどりはつい先日閉幕した。そしてこれから東京が阿波おどりで賑わう。最大規模の高円寺阿波おどり、都心の大塚阿波おどりが開催される。板橋の成増阿波おどりも8月3日に開催され、7月には西武新宿線都立家政駅のかせい阿波おどりも実施された。

阿波おどりは最も美しい祭だと私は思っている。だから人出もかなりの規模になるに違いない。徳島県の商工労働観光部が毎年「阿波おどり期間中の人出状況」を発表している。そこから徳島市阿波おどりの実施結果のデータを時系列で整理してみた。

平成21年(2009)の徳島市阿波おどりの人出総数は136万人で、その内県外客は73万人、踊り連数は980だった。しかしその後は減少が続いた。平成26年(2014)の人出総数は114万人で、県外客が56万人まで減った。しかし翌年から少し盛り返し、平成28年(2016)の人出総数は123万人、県外客は60万人となったものの、踊り連数の減少は止まらず850となった。

100万人を超える人出で賑わう本場徳島の阿波おどりだが、東京もかなり健闘している。東京高円寺阿波おどりの観客動員数は88万人(2016年実績)で参加連ものべ169連になる。成増阿波おどり大会の来場者数は約3万6000人だそうだ。人口1300万人の東京で、三社祭が毎年150万人の人出を集めることと比較しても、阿波おどりの根強い人気が分かるだろう。にもかかわらず本家の徳島ではうまくいってないようである。
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徳島市阿波おどりの実施結果

平成22年

平成22年

 

平成23年

平成23年

平成24年

平成24年

平成25年

平成25年

平成26年

平成26年

平成27年

平成27年

平成28年

平成28年

 
出所:徳島県 統計・調査