木炭

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富山市の音川小学校で児童が、同市婦中町道島の炭焼き小屋で昔ながらの木炭や竹炭作りを体験したという報道を見た。都会ではなかなか体験できない貴重な経験だと思う。うらやましい限りだ。
炭焼きは単なる伝統文化ではなく、現在でも炭には一定の需要がある。林野庁の特用林産物の生産動向によれば、バーベキューや焼き鳥用等燃料としての用途に加え、土壌改良、水質浄化用、床下調湿用、鮮度保持用、消臭用などの用途で利用されてきているが、生産者の高齢化等により生産量は減少傾向にあるそうだ。

データを見ると傾向が明らかだ。生産量は2005年の44,919トンから2014年27,749トンへと一貫して減少している。しかし消費量はほぼ横ばいで推移している。これを支えているのが輸入である。手堅い需要があるにも関わらず生産者の減少で国内生産が縮小している。今後もこの傾向は続いていくだろうし、どのあたりで底を打つのかも分からない。

木炭の需給表

 

出所:林野庁・平成26年の特用林産物の生産動向等について・別添2参考(平成22年~26年の生産量等)

出所:林野庁・平成21年の特用林産物の生産動向等について・別添2参考(平成17年~21年の生産量等)