軽自動車

Bookmark this on Google Bookmarks
LINEで送る

三菱自動車が再び不祥事を起こしてしまった。残念でならない。しかし車の燃費競争は激しく、もう限界ではないかと思うと同時に、スペック上の燃費なんて誰が信じているのだろうと感じている。とくに日本独自の軽自動車は、小型で燃費もよく、世界的にニーズが期待できる技術でもある。この機会に軽自動車のデータをまとめておきたい。

その前に軽自動車の歴史をまとめておく。軽自動車検査協会がまとめてくれているので、それを参照する。
「軽自動車」ということばが登場するのは、昭和24年(1949年)で、法律改正によって従来の「小型自動車」が「小型自動車」と「軽自動車」に分割されたのが始まりだそうだ。昭和29年(1954年)に軽自動車は排気量360ccに統一された。
軽自動車のメーカーも多数登場した。
昭和22年(1947年)東京電気自動車㈱が電気自動車「たま号」生産。
昭和31年(1956年)富士重工業が軽三輪トラック「三輪ラビット」(222cc)発売。
同年、日本軽自動車㈱「ニッケイタロー」発売。
昭和34年5月、富士自動車が軽3輪キャビンスクーター「フジキャビン」(122cc)発売。
昭和33年(1958年)日建機械工業㈱「コンスタック号」発売。
昭和30年代前半(1955年~)には鈴木自動車工業、ダイハツ工業、富士重工業、東洋工業(現:マツダ)、新三菱重工業といった軽自動車メーカーが出そろった。
軽自動車の360ccのエンジンも昭和50年9月に排気量550ccへ、平成元年2月には排気量660ccへと拡大された。

軽自動車の販売台数推移と保有台数推移は以下の通りである。

軽自動車販売台数

 

軽自動車保有台数

 

出所:一般社団法人全国軽自動車協会連合会 統計
出所:軽自動車検査協会 軽自動車の歴史
出所:総務所統計局 統計データ>日本の長期統計系列>目次>第12章運輸