映画館の売店売上

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記録的なヒットを続けているディズニーアニメ「アナと雪の女王」だが、興行収入は250億円を超え、Blu-rayは3日で100万枚以上売り上げたという。夏休みに入ると、ハリウッドで新たにリメイクされた「GODZILLA」、スタジオジブリの「思い出のマーニー」など新作が続々と公開されている。景気のよさそうな話が飛び交い映画産業はさぞ潤っているように見えるので調べてみた。興行収入というよりも映画館の売店の売上に注目した。昔の名画座に行くと飲み物程度しか買わないが、シネコンに行くとキャラクター商品も多数揃っているので欲しくなって買ったことのある人も多いだろう。どの程度売れているのだろうか。
経済産業省・特定サービス産業動態統計調査長期データと言うものがある。ここの映画の統計データによると、2012年の全体売上は1,707億3,100万円、2013年の全体の売上高は1,847億9,600万円で前年比8.2%の増加になっている。震災のあった2011年は951億円と大幅に落ち込んだものの、2014年には完全に復活したと見られる。注目したいのは映画館の食堂・売店売上高である。合計売上高の2割も占めているではないか。金額でも2000年には約100億円程度だったのか、2013年には377億円を超えた。4倍近くに伸びているのである。震災のあった2011年は入場料収入が大幅に減少したにも関わらず売店の売上の落ち込みはわずかだった。映画館の売店に新たな可能性が出てきたということであろうか。

映画館の入場料収入・食堂・売店売上高推移

映画館の入場料収入・食堂・売店売上高構成比推移
出所:経済産業省・特定サービス産業動態統計調査_長期データ_17.映画館