酪農

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北海道新聞が、北村牧場111年の歴史に幕、道内最古のサイロ解体へと報じた。後継者不足もあって牧場経営は厳しさを増している。一般社団法人中央酪農会議の「日本酪農の現状」によると、
”日本の商業酪農は約100年前に誕生し、小学校に学校給食が導入されたのとほぼ同じ頃から本格的に発展し始めた。稲作や畑作に比べて、毎月換金でき、気候にあまり左右されずに安定収入が得られるなどの理由から、急速に増加した。日本の経済成長に伴い農村部から都市部へ多くの若者たちが移り、後継者不足をきたす中で、農業全体が合理化や集約・大型化へ向かい、酪農もまた同じ道をたどりはじめた。日本の酪農経営は、肉牛生産や養豚、養鶏のような企業的経営とは違って、家族労働への依存度がきわめて高いのが特徴である。”
乳牛は24時間365日体制で取り組む必要があるので、結局家族経営になるそうだ。
農林水産省の畜産統計によると、乳用牛飼養戸数・頭数は減少の一途を辿っている。飼養頭数も昭60年(1985)の211万1,000頭をピークの減少を続けている。




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乳用牛飼養戸数・頭数累年統計
出所:畜産統計調査

出所:中央酪農会議