米アップルが3月9日にスペシャルイベントを開催すると発表した。ついにうわさの「Apple Watch」が発表されると見られている。最近はケータイやスマホを腕時計代わりにして時刻を確認する人が増えたので、いまさら腕時計を付けたいだろうかと思う人もいるかもしれないが、「Apple Watch」は別腹のようだ。それどころか今腕時計を付けている人たちも「Apple Watch」に移行するのではと、時計業界は戦々恐々としているそうだ。では腕時計はどの位の規模で売れているのだろうか。調べてみた。
経済産業省生産動態統計年報、機械統計編(旧機械統計年報)によると、電池式ウオッチの国内販売数量は2013年で359万台、2012年515万台、2011年449万台となっている。徐々に減少しているようだ。
一方、一般社団法人日本時計協会によると、日本のウオッチ完成品国内出荷は2013年740万台、2012年720万台、2011年640万台と数値も倍でなおかつ増加傾向にある。また同協会のデータによると2013年のウオッチの世界生産数量は1,379百万個(前年比4%減)としている。ここに「Apple Watch」がどれだけ食い込んでくるのか注目したい。