いよいよサンマの季節になった。4年連続サンマの水揚げ日本一を誇るのは北海道根室市の花咲港だそうだ。サンマというと気仙沼というイメージがあったのだが状況は変わっていたのだ。それにしても今年はサンマが高いなぁと毎年言っている。スーパーで1匹100円程度で買えるのが当たり前と考えていると、198円なんて値段だと何か大変なことが起きてるのではと勘ぐってしまう。ほどなく価格が下がるとありがたみも消えてしまう。
このサンマ、子供の頃から身近な食材として食べてきたが、いったいどの位獲れていたのだろうか。漁獲量を時系列で見てみようと思う。
農林水産省の海面漁業生産統計調査でサンマの漁獲量をグラフにした。漁獲量に変動はあるものの概ね20~30万トンの間で推移してきているのが分かる。昭和30年代には57万トンも獲られていたのには驚いた。いったいどれだけサンマを食べていたのだろう。グラフを見る限り漁獲高は安定しているように見えるのだが。