テニスコートの年間利用者数

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今朝、ついにテニス全米オープンで錦織圭がワウリンカを破り、グランドスラムベスト4進出を決めた。日本男子テニス96年ぶりの準決勝進出という快挙を達成した。女子テニスではすでにクルム伊達が90年代に全豪、全仏、全英でベスト4を達成しているので、いまさらと思うひともいるかもしれないが、やはり快挙というべきであろう。まだこの後決勝進出をかけた戦いが続くので楽しみだ。
ところで1970年代後半、第二次テニスブームが再燃したことを覚えているだろうか。このころテニスに夢中になった人も多いかと思う。私もそうだ。その後、テニス熱が冷めてテニスをやる人も少なくなって久しかったが、最近再び空前のジュニアテニスブームだといわれているそうだ。そう言えば子供をつれて一生懸命テニスを教えている姿や中学生がテニスの壁打ちにグループで来ている光景も増えたようだ。
ではテニス人口はどうなっているのかデータを調べてみた。総務省統計局に平成24年経済センサス-活動調査(確報)結果・サービス関連施設利用者数等の都道府県ランキングがある。これを見ると2011年のテニス場(テニスクラブ)の年間利用者数は400万人を超えている。延べ人数だから一人10回利用していたらユニークユーザーは40万人ということになるはずである。最も多いのが千葉県、次が東京都、神奈川県と続くが、その次に4位に兵庫県が入っているのが興味深い。もう一つのデータでバッティング・テニス練習場の利用者数を見ると愛知県が約73万人で圧倒的に多い。その後に広島県、大阪府が続くがこちらはバッティングのデータが大半を占めているためだろう。
いずれにしても震災のあった2011年の数字で400万人を超えているというのは、まだまだテニスは廃れていないのだということだろう。

テニス場の年間施設利用者数グラフ

 

テニス場の年間施設利用者数表

 

バッティング・テニス練習場の年間施設利用者数グラフ

 

バッティング・テニス練習場の年間施設利用者数表
出所:平成24年経済センサス・サービス関連施設利用者数等の都道府県ランキング(産業別集計)