平成29年(2017年)の海外在留邦人数が135万人を超え135万1,970人となった。平成元年(1989年)では58万6,972人でしかなかった 海外在留邦人の数だが、平成10年(1998年)には78万9,534人、平成20年(2008年)に100万人を突破して111万6,993人となった。そして直近の平成29年(2017年)の海外在留邦人数が約135万人である。
地域別では北米が最も多く、続いてアジア、西欧の順となっている。この傾向に大きな変化はない。各地域微増な地域もあるが概ね増加している。ただ一つ、南米が在留邦人数を減らしている。平成20年(2008年)に8万5,750人いた邦人が、平成29年(2017年)には7万8,760人に減少した。
なお在留邦人が少ない地域は、東欧・旧ソ連、中東、アフリカだが、中でもアフリカは8,000人前後で推移してきており、増加する気配も感じられない。また特殊な地域だが、南極には平成29年(2017年)に33人が在留している。平成20年(2008年)の29人から4人も増えている。