一般法人の農業参入数

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一般企業の農業への参入が続いている。農林水産省の「一般企業の農業への参入状況(平成28年12月末)」によれば、農地を利用して農業経営を行う一般法人は平成28年(2016年)12月末現在で2,676法人。平成15年(2003年)末にはたった10法人だったのだから267倍になったことになる。
都道府県別に見ると100法人以上の自治体は以下の通り。

埼玉県:102
山梨県:113
長野県:127
静岡県:142
兵庫県:162

兵庫県が162法人と最も多い。兵庫県のサイトによると、「農地法改正(平成21年)後の兵庫県における企業等の農業参入は飛躍的に増加しています。この主な理由としては、阪神間の大消費地に近いことや食品関連企業の立地が多いことなどが考えられます。」としている。

参入法人数(2,676法人)の業務形態については以下の通りである。

食品関連産業:592法人(22%)
農業・畜産業:579法人(22%)
建設業:335法人(13%)
製造業:102法人(4%)
その他卸売・小売業:126法人(5%)
特定非営利活動(NPO法人) :251法人(9%)
教育・医療・福祉(学校・医療・社会福祉法人):97法人(4%)
その他(サービス業他):594法人(22%)
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一般法人の農業参入の動向一般法人の農業参入数(都道府県別)

 
出典:農林水産省:企業等の農業参入について