田耕地面積の減少が続く。農林水産省の耕地及び作付面積統計によると、平成28年(2016)7月15日現在の田耕地面積は243万2,000haで、前年に比べ1万4,000ha(0.6%)減少した。全国農業地域別にみると、九州で4,100ha、東北で2,900ha、関東・東山で2,300haそれぞれ減少した。
田耕地面積は昭和40年代前半まで増加傾向であったが、昭和44年(1969)の344万1,000haを最高にその後減少傾向で推移し、平成28年(2016)は243万2,000haとなり、過去最高であった昭和44年(1969)の70.7%となっている。
要因は、米の生産調整の実施や宅地等への転用が上げられている。