日本陸連が、東京五輪マラソン代表選手の選考方針を発表した。過去ずっともめてきた代表選考だが、一発勝負で代表を決めることになった。これでいままでのようなもめ事が無くなることを期待したい。
ところで、一般市民ランナーにとってオリンピック的な存在としては「東京マラソン」がある。私も当初は申し込み続けたが、毎回倍率が上がりとても当選できない状況になってしまった。今回は、この「東京マラソン」のデータを見てみた。
東京マラソンは2007年に始まり今年で11回目になる。2017大会では322,703人が申し込んで、35,824人が出走し、34,413人が完走している。マラソン完走率は2007大会96.3%で、2017大会でも96.0%でほとんど変化がない。男女比も8:2程度で変化は無い。時間経過とともに女性ランナーは増えてくると思っていたが、この比率で安定したようだ。変化が見られるのは、マラソン完走記録の3時間未満が2.0%が2017大会では4.2%にまで増えている。一方、完走記録6時間以上7時間未満は2007大会では10.2%、2017大会は17.5%へ増加している。速い人と遅い人が増えている傾向にある。
出所:東京マラソントップ> 東京マラソンとは> 過去の大会結果・記録