石川県産タケノコの出荷が最盛期を迎えているというニュースを見た。あぁ、タケノコ食べたい。そう言えば最近はタケノコを食べる機会が減った気がする。なぜだろう。
林野庁の「特用林産物の生産動向」にタケノコの需給表がある。「平成28年(2016年)の特用林産物の生産動向」のデータによれば、平成28年(2016年)のタケノコ生産量は3万5,592トン、輸入量16万8,578トンで、消費量が20万4,170トンである。輸入比率は83%。この5年間は毎年増減を繰り返しながら減少してきた。
「平成11年の特用林産物生産動向について」のデータでは、平成11年(1999年)のタケノコ生産量は3万8,053トンだったが、この5年間で急減している。データは以下の通り。
平成 7年(1995年):57,083トン
平成 8年(1996年):53,083トン
平成 9年(1997年):48,593トン
平成10年(1998年):41,176トン
平成11年(1999年):38,053トン
輸入比率は約85%で安定しているが、消費量が約35万トンから約30万トンにまで落ちてしまっている。この時代に何か原因があったのかもしれない。
平成28年の特用林産物の生産動向について
平成11年の特用林産物生産動向について
出典:林野庁 平成28年の特用林産物の生産動向について
出典:林野庁 平成11年の特用林産物生産動向について