交通信号機数

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山口県で起きた乗用車と原付バイクの出会い頭の事故で、誤認しやすい信号機が事故の原因とし、県の過失を認める判決が山口地裁であったと報道された。

そう言えば理解に一瞬戸惑う信号機は珍しくないと感じている。初めて通る道の複雑な交差点では信号の指示に従って走って、結局違う道に出てしまうこともある。信号設置者のひとりよがりな判断と思いたくなることもある。

ところで、信号機は全国にどの位あるのだろうか。警察庁の「都道府県別交通信号機等ストック数」によれば、平成28年(2016年)度末の信号機総数は20万8,061基。やはり最も多いのは東京(警視庁)で次が愛知県。その次に北海道が続く。愛知は北海道以上に信号機が多い。設置数1万基以上の地域は以下の通り。

警視庁:15,785基
愛知県:13,302基
北海道:13,055基
大阪府:12,335基
福岡県:10,342基
埼玉県:10,320基

東京周辺では埼玉県が最も多い。てっきり神奈川県かと思っていたが、歩行者用灯器は神奈川が多いが、車両用灯器で埼玉に引き離されている。

近年進められている信号機のLED化だが、東京はほぼ100%LEDになっているが、北海道は20%程度でしかない。寒冷地ではLEDにすると信号機に積もった雪が溶けないという理由もあるので遅れてるのかもしれいないが、広島県もLED化は20%台で北海道並みである。岡山や山口の半分しか進んでいない。
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都道府県別交通信号機等ストック数

 
出展:警察庁 交通管制・信号機(交通安全施設)標識・信号機