今年の元旦は高尾山薬王院で御朱印を頂いた。この時期、神社や寺は大忙しになる。御朱印の受付にも列ができる。御朱印をたくさん集めている人たちも多いが、いったいどの位の神社、寺があるのだろうか。全国の神社の御朱印を集めたら御朱印帳は何冊必要になるのだろう。
文部科学省の宗教統計調査(平成28年12月31日現在)の神社、寺院、教会のデータを整理してみた。これによると神社の数は8万1,158。寺院は7万7,256。両者合わせると15万以上である。もし1か所から1つの御朱印を頂いたら、片面20ページの御朱印帳が7,500冊必要になる。途方もない数字だ。
ところで都道府県別に見ると、神社が最も多いのは、京都でも奈良でもない。新潟が最も多く4,732。次が兵庫3,864、福岡3,421と続く。ではお寺が一番多いのは、京都、奈良ではないかと想像する。これも違う。最も多いのが愛知で4,589。次が大阪3,396、兵庫3,864となっている。
ちなみに教会は、東京、大阪、兵庫に集中している。東京2,369、大阪2,580、兵庫2,071となっている。
出所:文部科学省 宗教統計調査