温泉地数と宿泊利用人員数推移

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温泉総選挙2017の表彰式が行われた。リフレッシュ部門では和歌山県白浜町の南紀白浜温泉、うる肌部門は山口県長門市の油谷湾温泉、スポーツ・レジャー部門では岡山県真庭市の湯原温泉郷、健康増進部門では新潟県妙高市の妙高高原温泉郷など様々な部門に分かれて表彰されている。

しかし、日本には無数の温泉が存在する。入ったことのない温泉の方が圧倒的に多いはずだ。人気投票とは言え、結局有名温泉が上位に入るのではないだろうか。日本の温泉に関するデータを調べてみた。環境省が「平成27年度温泉利用状況」「温泉利用状況経年変化表」を公表しているので、これを整理してみた。

これによると27年度の温泉地数は3,084。源泉総数は2万7,201ある。温泉地数100以上の自治体は以下の通り。
北海道:245
長野県:224
新潟県:153
青森県:133
福島県:132
秋田県:124
静岡県:117
群馬県:103
鹿児島県:100

次に年度延宿泊利用人員は、27年度1億3,206万4,038人。日本人すべてが1度は行っている計算になる。年度延宿泊利用人員トップ10は以下の通り。
北海道:1,370万8,026人
静岡県:1,158万5,115人
長野県: 791万8,332人
群馬県: 571万6,140人
大分県: 549万3,615人
兵庫県: 502万2,125人
神奈川県:484万7,015人
栃木県: 459万7,120人
福島県: 447万3,562人
石川県: 441万1,231人

東京や大阪にも温泉は多数あって、東京都の温泉地数は26、源泉数は162である。大阪府は、温泉地数38、源泉数は173にも上る。
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平成27年度温泉利用状況

温泉利用状況経年変化表

 
出所:環境省・温泉に関するデータ [温泉の保護と利用]平成27年度温泉利用状況