警察庁の国際犯罪対策に関する統計等にある「来日外国人犯罪の検挙状況(平成27年)」によると、昭和61年(1986年)から平成27年(2015年)の来日外国人の検挙状況は、総検挙数5,252から14,267へ3倍に増えている。しかし、ピークは平成17年(2005年)で47,865件。昭和61年(1986年)の9倍以上である。
警察庁の「平成17(2005年)年の犯罪情勢」によると、当時は来日外国人の侵入強盗、侵入窃盗、組織窃盗事件が増加していたことが背景にある。
また、日本人等を含む刑法犯検挙に占める来日外国人犯罪の割合を見ると、平成17年(2005年)のピークは同じで5%をこえた。その後減少して平成27年(2015年)は2.6%となっている。
出所:警察庁 来日外国人犯罪の検挙状況(平成27年)訂正版 統計データ