サービス産業が概ね好調である。総務省のサービス産業動向調査によると、1ヵ月あたりの月次売上高の年平均は平成25年(2013)が約29兆円だったが、平成28年(2016)には約31兆円に増加している。サービス産業全体が好調だが、分野別に見ると情報通信業は平成25年(2013)約4兆3600億円が平成28年(2016)には4兆7000億円である。以下、平成25年(2013)と平成28年(2016)を比較する。放送業が約3,000億円から約3,200億円に増えているのが興味深い。鉄道業は約6,000億円が約6,500億円以上に伸びた。学術研究，専門・技術サービス業も好調で約2兆5000億円が約2兆9,000億円に成長している。
一方で、生活関連サービス業，娯楽業や教育，学習支援業は売上高を減らしている。娯楽業は約3兆5000億円から2兆9000億円台に減少し、教育、学習支援サービス業は3,355億円から3,156億円と減らしている。

 
出所：総務省統計局　サービス産業動向調査 平成25年1月から 月次調査 時系列 月次 2017年8月