7月18日、今年もサマージャンボ宝くじが発売された。私もジャンボ宝くじだけは毎年数回買う。バラ10枚と連番10枚。年1回程度下二桁が当たる。宝くじ売り場の列に並んでいると何万円も一度に買う人たちがいる。いったい、みんなどの位の枚数を買っているのだろう。
日本宝くじ協会が統計調査を実施して公開している。調査目的は、宝くじに関する消費者の購入実態や商品企画、販売等に対する意識、要望あるいは各種くじに対する意識、評価を把握するとしたものである。第1回調査(平成27年)を見ると、ジャンボ宝くじの購入枚数データが時系列で取られている。
ドリームジャンボの平均購入枚数は、平成18年度(2006)が27枚。平成22年度(2010)が30枚で、その後は減少して平成27年度(2015)25枚になる。
サマージャンボは、平成17年度(2005)の平均購入枚数28枚。やはりこちらも平成22年度(2010)が29枚で最も多く、その後減少するが、平成26年度(2014)は26枚であった。
年末ジャンボは、平成17年度(2005)の平均購入枚数30枚。平成20年度(2008)から平成22年度(2010)までが30枚。平成26年度(2014)は28枚になった。
グリーンジャンボは、平成17年度(2005)の平均購入枚数24枚。平成23年度(2011)が27枚で最も多く、平成26年度(2014)は23枚である。
ドリームジャンボ、サマージャンボの平均購入枚数はほぼ同じだが、年末ジャンボは前二者より若干多めである。逆にグリーンジャンボの平均購入枚数は最も少なくなっている。いずれにしても、20~30枚買うのが平均的のようだ。私は10~20枚しか買わないから平均よりかなり少ない。当たるわけがない。
なお、この調査は「宝ニュース」「公募ガイド」「懸賞なび」「宝くじNEWS RELEASE」等による募集に応募した4,343名の母集団から、抽出した1,500名を調査対象にしている。つまり宝くじに関心のある人たちといえるだろうから、ある程度のバイアスがかかっていると考えられる。また、表にある「購入率」とは回答者の内、購入した人の比率である。
出所:一般財団法人日本宝くじ協会 統計調査 第1回調査(平成27年)