築地市場の取扱高推移

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築地市場の豊洲移転問題がそろそろ大詰めを迎えている。どちらに決まるにせよ、築地市場の取扱規模くらい把握しておきたい。卸売業が縮小していく時代にあって、より規模の大きい豊洲に移転しようとしたわけだから、それなりの勝算が無ければならないだろう。
東京都中央卸売市場で市場統計情報が公開されている。ここでは築地市場の水産物についてデータをまとめてみた。築地市場と足立市場と大田市場が比較できる。
まず数量データから見てみる。2003年(平成15年)の築地市場の取扱数量は61万5,409トン。これが毎年減少して行き、2016年(平成28年)には40万9,867トンにまで減ってしまった。築地だけでなく、足立市場、大田市場も取り扱い数量は大きく減らしている。金額も同じく、築地市場は2003年(平成15年)が4,981億円だったのが、2016年(平成28年)は4,292億円に減らしている。足立市場は半減しているし、大田市場は3分の1だ。
この傾向は今後も続くことはあっても、逆転することは考えにくい。そんな中でこんな大規模移転事業を進めざるを得ないことに不安を感じる。
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築地市場(水産)の取扱高推移
出所:東京都中央卸売市場市場取引情報市場統計情報(月報・年報)