水素ステーション

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岡山県倉敷市に燃料電池車(FCV)に水素を供給する水素ステーションが完成した。山陽新聞によると「太陽光発電パネルで作った電力で水を電気分解、1日当たり1・5キログラムの水素を製造する。貯蔵タンクはFCV3、4台分のフル充填に相当する19キログラムの保管が可能。」
燃料電池車たった3、4台分の水素を貯蔵する施設だったのかと少し驚いた。ステーションというからには大規模な施設をイメージしていた。しかし、燃料電池車の普及率を見ればこれでも大きいくらいかもしれない。
一般社団法人次世代自動車振興センターによれば、平成26年度末で燃料電池車(FCV)の保有台数は150台。平成27年度末で630台。
では水素ステーションは今のところどの位整備されているのだろうか。燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)の水素ステーション一覧によると、2017年1月で計画中も含めて全国に91か所の水素ステーションがある。1都道府県に2ヵ所ある計算になる。これではとても実用化の段階とは言えないだろう。少なくとも一般のユーザーは使えない。
今後どうなるのかといつと、水素・燃料電池戦略協議会が「水素・燃料電池戦略ロードマップ(抜粋)~水素社会の実現に向けた取組の加速~平成26年6月23日 策定 平成28年3月22日 改訂」を出している。そこでは「価格低減と車両ラインナップの拡充、後述の水素供給インフラの戦略的整備等を通じて、今後、2020年までに4万台程度、2025年までに20万台程度、2030年までに80万台程度の普及を目指す」としている。
この計画が不可能なのはわかるが、開発の歴史が長い燃料電池車が、なぜ未だに普及していないのだろうか。自動車の価格が高いとか水素ステーションの数が少ないというのが理由に挙げられるが、むしろ普通のユーザーに訴えるものが無いことが原因のような気がする。
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水素ステーション一覧(全国)

 
出所:FCCJ 燃料電池実用化推進協議会 – 商用水素ステーションの普及状況