干物生産量

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西日本新聞を見ていたら、長崎県・平戸市生月町舘浦のふれあい広場周辺でゴールデンウィークに「いきつき春まつり」が開催されたという小さな記事があった。「アジの開きの塩漬けや、アゴの魚粉と小麦粉などを混ぜて揚げたアゴボールなど、人気の地元産品がずらり。魚の競り市大会。」とほのぼのとした雰囲気が伝わって来る。
長崎県と言えばアジの水揚げが日本一。沿岸物の「ゴンアジ」と沖合物の「旬あじ(トキアジ)」は長崎ブランドとして全国的にも有名である。
しかしアジと言えば開き、干物だろう。こんなにうまいものが最近は減っていると聞いている。そこで水産物流通調査の干物生産量のデータを見てみた。
平成4年(1992年)からの時系列データを見ると、予想通り大幅に減少している。アジの開き等の塩干品は、平成4年(1992)には254,490tもの生産があったが、平成27年(2015)では164,566tにまで減少した。ここ数年のデータを見ると底を打ったようにも見えるのだが、先行きは不透明だ。干物文化が失われないように祈るばかりだ。
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品目別水産加工品生産量累年統計
出所:水産物流通調査