大分盲導犬協会は大分市中心部で盲導犬を導入するための募金活動をしたと大分合同新聞が報じた。盲導犬を導入する際は、利用者との共同訓練などの費用で約200万円必要なため、同協会は年2回、街頭活動をしているとのこと。
東京にいると時折盲導犬を連れて歩いている人を見かけるので、それほど珍しい光景ではない。でも盲導犬はどの位いるのだろうか。
厚生労働省に「補助犬の実働頭数」というデータがある。補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことである。この補助犬の実働頭数は次の通り。
補助犬別実働頭数(H29.4.1現在)
盲導犬:966頭
介助犬:70頭
聴導犬:75頭
たったこれだけなのかと少し驚いた。 平成25年版・障害者白書によれば、視覚障害者は31万人、聴覚障害者は27万6千人となっている。全ての人が補助犬を必要としているのかは分からないが、あまりにも数が少ないと誰もが感じると思う。
出所:厚生労働省 ほじょ犬情報