学芸員数

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地方創生担当大臣の「学芸員はがん」発言に対し批判が相次いだ。報道されている断片的な情報で判断はできないものの、学芸員とのやり取りには厳しいものがあったのだろう。
文部科学省サイトの「学芸員について」を見ると、学芸員の主な職務内容は以下の通り。

1.博物館資料の収集・整理
2.博物館資料の保管・保存
3.博物館資料の展示・活用
4.博物館資料の調査研究
5.教育普及活動等、博物館資料と関連する事業

これだけではよく分からないが、昔と比較すると現在のインターネット時代の仕事内容は大きく変化したはずである。一般人と学芸員の差はどの位あるのだろうか。学芸員の仕事量は増えているのだろうか。
文部科学省の社会教育調査から博物館調査のデータを時系列で整理してみた。
博物館数は昭和62年度(1987年度)には737だったのが、平成27年度(2015年)では博物館数1,256にまで増加した。
全学芸員数を博物館数で割ってみると、1987年度が3.2に対して2015年度は4.3にまで増えている。

昭和62年度(1987年)全学芸員数2,329、全学芸員数÷博物館数3.2
平成08年度(1996年)全学芸員数3,303、全学芸員数÷博物館数3.4
平成17年度(2005年)全学芸員数4,296、全学芸員数÷博物館数3.6
平成27年度(2015年)全学芸員数5,463、全学芸員数÷博物館数4.3

博物館数が増えており、1博物館あたりの学芸員数も増えているということである。
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学芸員数推移
出所:文部科学省 社会教育調査