ヤマト運輸の配送問題について国土交通大臣まで同社のサービス見直しについて言及した。鉄道ターミナル等で宅配業者の共同の宅配ロッカー等の設置も進めている等述べているが、ネットショッピングの勢いが治まるわけでもないので、解決するには時間がかかりそうだ。
ネットショッピングについて総務省が調査しているので見てみた。統計トピックスNo.92「急増するネットショッピングの実態を探る」によれば、2015年の1世帯当たりの年間のネットショッピング利用総額は10万3,716円。ネットショッピングを利用していない世帯も含めた平均値だ。これをネットショッピングを利用した世帯だけに限定すると37万5,720円にも上る。50代、60代は約40万円である。にわかに信じがたいが、現実なのだろう。
一方、日本通信販売協会(正会員477社)によれば、通信販売売上高は、2005年度33,600億円、2010年度46,700億円、2015年度65,100億円と急成長している。