東京都の人口推移

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先だって東京都の人口が発表された。平成29年(2017年)1月1日現在で東京都の人口総数は13,646,764人になった。人口減少が問題になっている中で、東京都は過去最高の1,360万人を超える結果になった。
東京の人口がどのように推移してきたのか気になったので調べてみた。明治5年(1872年)には東京都の人口は約86万人だった。まだ東京府の時代である。明治10年(1877年)には大幅に人口減少しているが、この年は西南戦争が起きている。大正12年(1923年)にも12万人以上減少している。関東大震災のあった年だ。そして昭和16年(1941年)から昭和20年(1945年)の減少は言うまでもなく先の大戦である。
戦後400万人程度の人口が10年後には800万人、さらに10年後には1000万人をすでに超えていた。人口爆発である。70年代と90年代に人口は減少したものの、ここにきて東京への人口集中が始まっている。




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東京都の人口推移

 

注1) 「a」は市部寄留者の数に重複があったための減である。
2) 「b」は北多摩郡、南多摩郡及び西多摩郡が神奈川県から東京府へ移ったための増である。
3) 「c」は沖縄県を含めたための増である。
4) 「調査期日等」は次のとおりである。

ア *印は、国勢調査人口(10月1日現在)
イ 東京都の人口について
(ア) 明治5年は1月29日現在、6~9年は、1月1日現在の甲種現住人口(本籍人口
に出入寄留の人口を加除して算出した人口)である。
(イ) 明治10~16年は、1月1日現在(原典は、前年12月31日現在)の東京府
調査の現住人口である。
(ウ) 明治17~大正8年は、1月1日現在(明治20~大正8年の原典は、前年12
月31日現在)の乙種現住人口(甲種現住人口の算定に使用する入寄留の全国計と出寄留の
全国計とが各年とも差があるので、この差を各道府県の入寄留数と出寄留数を合計したものの比で
各道府県に按分し、これに甲種現住人口に増減して算出した人口)である。
(エ)   大正9~昭和18年は、国勢調査年を除き総理府統計局による10月1日現在の
推計人口である。
(オ) 昭和19年(2月22日現在)、20年(11月1日現在)、21年(4月26日
現在)は、人口調査による現在人口である。
(カ) 昭和19~42年は、小笠原村の人口を含まない。
(キ)    昭和23年は、8月1日現在の常住人口調査による常住人口である。
(ク) 昭和24年は、10月1日現在の都民世帯票条例人口である。
(ケ) 昭和26~平成22年は、国勢調査年を除き10月1日現在の補正人口である。
(コ) 平成23年からは、平成22年国勢調査を基準とした10月1日現在の推計人口である。
(資料) 内閣統計局 「日本帝国人口静態統計(明治41年)」
(第28,29,34,35,36,37,38回)」

総理府統計局 「人口調査集計結果摘要(昭和19,20,21年)」
出所:東京都の人口(推計)トップページ