食中毒

Bookmark this on Google Bookmarks
LINEで送る

東京・港区内の私立中高一貫校の食堂で集団食中毒が発生したと報道があった。学生や教職員63人が下痢や腹痛などの症状を訴えていた。昼食として出された坦々ソースからからウエルシュ菌が検出されたそうである。
食中毒の季節がやってきた。過去、集団食中毒で多くの被害者を出した事件を思い出した。報道されない食中毒もたくさんあるだろう。厚生労働省が食中毒統計調査というものをやっているのでデータを整理してみた。

1996年から2015年までのデータだが、1996年は患者数が最も多く、この年はO157の集団感染が多発した。カイワレ大根が疑われたのも記憶に新しい。死者も15人出ている。やはり魚介類による食中毒が多く、中でも貝類は患者数も多い。死者が多いのはやはりふぐである。毎年数人亡くなっている。平成12年(2000年)は13,000人以上の患者を出した。分野は乳類及びその加工品。雪印集団食中毒事件があった年である。この不祥事によって雪印食品は消滅することになった。

データを見ていくと食中毒は徐々に減少しているように見えるが、事件は1000件あたりで停滞しているようにも見える。食中毒には気をつけなくてはならない。

厚生労働省 食中毒統計調査

出所:厚生労働省 食中毒統計調査