サミット閉幕で暴力団の抗争が再び始まった。住宅街で発砲事件が起きるなど市民は不安でしょうがないであろう。いったい、いつまでこんな状態が続くのか。
ところで暴力団の状況はどうなっているのだろう。警察庁の発表している暴力団対策に関する統計を見てみる。それによると平成27年末で暴力団の構成員と準構成員の合計は33,200人。平成18年の61,600人からほぼ半減しているではないか。減っていると言うことは安全になって来ているということだろうが、事態は逆に危険な事件が多発している。また、構成員は減ったとはいえ、3万人を超していることは重く見るべきなんだろうと思う。
出所:警察庁 統計 暴力団対策に関する統計等 平成27年の暴力団情勢 統計データ