関西国際空港は国際線を利用した外国人旅客数が過去最高になったと発表した。外国人旅客数は前年同期比31%増の約321万人で、開港以来初めて日本人旅客数を上回ったとのこと。最近はこういったニュースを頻繁に目にするが、それなら外国人旅行客は日本で何を買っているのだろうか。観光庁が訪日外国人消費動向調査というものをやっているので見てみた。
直近の訪日外国人消費動向調査・調査の結果「平成26年4月~6月期」集計結果に国籍別・費目別購入者単価がある。たとえば韓国人旅行者が日本で何を買ったかを調査したものである。グラフにしてみると意外なものが見えてくる。デジカメや電気製品は中国が買い漁っているというイメージが染み付いているが、一人当りの単価を見るとドイツ人もカメラ・電気製品の購入金額が大きいのに気が付く。ベトナム人もそうだ。インドネシアやマレーシアはカメラ・ビデオカメラ・時計の購入額が中国についで大きい。またフランスとベトナムがマンガ・アニメ・キャラクタの額が大きいのが目立つ。
出所:観光庁・訪日外国人消費動向調査 6. 調査の結果「平成26年4月~6月期」集計結果