東京の老舗そば店「かんだやぶそば」が今月20日から営業を再開するという。昨年2月に火災で焼失してから1年半以上も経ったが、廃業しないで再び営業を始めるというのはうれしい知らせだ。とは言っても私自身かんだやぶそばに行った経験は多くない。それでも最近はそばが大好きだ。うどんも好きだが、とくに夏は冷たい盛りそばがいい。うまいそば屋では必ず二枚盛りを注文する。最近は駅そばのような感覚で十割蕎麦が食べられるようになってきた。立ち食いそばは地味に進化しているのだ。
そこでそば店はいったいどの位あって、みんなどの位食べているのか、調べてみた。
平成21年経済センサス-基礎調査によるとそば・うどん店の数は33,005店、地域別に見ると当たり前だが東京都が圧倒的に多く5,299店。2位が大阪でも神奈川でもなく埼玉県で2,429店もある。理由は今は分からないが、意外だった。消費ランキング(外食)を見ると、これも高松市がダントツの1位で外食のそば・うどんに年間14,578円を遣っている。これは讃岐うどんのことだろうから、そばの比較にはならない。統計もそばとうどんを分けてデータを取ることが難しいためかまとめた数字になっている。ところで消費でもさいたま市が7位に食い込んでいるところを見ると、埼玉県ではそば・うどんが好まれているようだ。ちなみに外食のそば・うどんの年間支出額の平均は5,376円である。
出所:平成21年経済センサス-基礎調査 第1表 産業(小),経営組織(2)別事業所数,従業者数-都道府県
出所:家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成23年(2011年)~25年(2013年)平均)