外資系企業

Bookmark this on Google Bookmarks
LINEで送る

先だって政府の国家戦略特区で東京都心と横浜市を国際ビジネス拠点として整備し、外資系企業の誘致のための環境つくりを始めると発表した。国内が空洞化していると問題になっているのに海外から企業がやってくるのか疑問を感じたので調べてみた。

経済産業省が外資系企業動向調査というものをやっていた。第47回平成25年調査結果(速報)統計表-平成24(2012)年度実績-によると2012年度の外資系企業は2,976社にも上る。思っていたより多いなと感じたのだが、時系列で見ると20年前は1200社程度でその後変動はあるものの外資系企業は増加し続けている。地域別では東京が圧倒的に多い。ほとんどの外資系企業は東京に集まっている。一方、大阪は神奈川よりも少なく、東京より一桁少ない。外資系企業を国別に見るとヨーロッパの企業が最も多く、中でもドイツが306社とトップというのは少々意外だった。もちろん国のトップはアメリカで825社だ。

外資系企業(母国籍別)の状況時系列グラフ

 

企業分布(母国籍別)-平成24(2012)年度実績- 単位:社

 

企業分布(都道府県別)-平成24(2012)年度実績-(単位:社)

 

企業分布(業種別)-平成24(2012)年度実績-(単位:社)
出所:経済産業省・外資系企業動向調査

出所:日本の長期統計系列 第6章 企業活動