訪日外客数

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訪日外客、すなわち日本を訪れる外国人のことだが、この人数が7月に過去最高の127万人を記録したと日本政府観光局が発表した。この数字がどれほどのものなのか調べてみると、1年間に日本を訪れる外国人の数は昨年初めて1000万人を突破した。つまり1ヶ月当り80万人程度である。ところが今年に入ってからほどなく毎月100万人規模で外国人が日本を訪れるようになってきた。そして直近の7月の数字が127万人ということだ。最近メディアでも外国人観光客を扱った報道や番組が増えたと思ったら、実際に増えていたのだ。しかし、テレビ画面に登場するのは欧米人や東南アジア系の人たちばかりだ。実際のところどの国からどれだけの観光客が来ているのがデータを確認してみた。

地域別に見てみるとアジアからの訪日外客が圧倒的に多く、北米やヨーロッパからの訪日外客数は一桁少ない。アジアの国別でみると韓国が最も多く2013年は約250万人に上る。次に中国。震災のあった2011年は減少したものの急激に増加してきている。その次が台湾。そして香港やタイが徐々に増えてきているというのが実態だ。

訪日外客の大半は反日感情が強いと言われている韓国と中国だ。しかもその数は急速に増加している。しかしテレビ報道でインタビューされている外国人は欧米系や東南アジア系の外国人がほとんどである。もし正確なデータを確認せずに訪日外客を対象とするビジネスを始めるとしたら、それは自殺行為に等しいと言える。

訪日外客数地域別

 

訪日外客数アジア国別

 

訪日外客数ヨーロッパ国別

 

 

訪日外客数北米南米オセアニア国別

 

2014年月別訪日外客数
出所:日本政府観光局(JNTO)