世界の耕地面積

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中国国家統計局のサイトで2014年夏穀物生産データの発表があった。それを見ていたら全国の夏穀物作付面積が24,603千haとなっていた。数字だけ見ていると大きいようだが、果たして他国と比較してどの位の面積なのだろうか興味がわいたので調べてみた。中国だとなんでも大きいように思ってしまうので、きちんと確認しておきたい。
今回は総務省統計局の「世界の統計2014」のデータを使う。ここの元データはFAOSTATで2013年12月ダウンロードしたものだ。これによると世界全体の耕地面積は2011年で1,396,280千ha。アジアが473,572千ha、北アメリカが240,219千ha、南アメリカは130,833千ha、ヨーロッパ276,498千ha、アフリカ226,453千ha、オセアニア48,704千haとなっている。もっとも耕地面積が広い国はアメリカ合衆国で160,163千ha、次がインドで157,350千ha、その次がロシアで121,500千ha、中国はその後の111,599千haだった。さすがアメリカ合衆国、耕地面積でもナンバーワンとは。もちろん日本は桁違いに小さく4,254千haでしかない。しかし韓国の1,492千haよりは遥かに大きいものの、イギリス6,062千ha、イタリア6,800千haには及ばない。

2011年各国の耕地面積
出所:総務省統計局・世界の統計2014_ 4-1農用地面積